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最新の地価公示で商業地の価格が数年ぶりに横ばい傾向となりました。しかし、宅地については今だに下落傾向が認められていますので、一般の不動産が値上がりすることを期待するのは難しいのが実情です。また、大手企業では久しぶりの大幅ベースアップが実現され社員の喜びの声が聞かれていますが、その恩恵が中小企業労働者や非正規雇用社員に波及するには今しばらくの時間がかかると考えられています。そのような状況を背景にして、住宅ローンの返済に行き詰まってしまう人が相変わらず一定数出現しています。従来は債権者のなすがままに任せて自宅を競売にかけられてしまう人が大半だったのですが、少しでも損失を低く抑えるために任意売却を選択する人が多くなってきています。うまく任意売却することができれば、それだけ早く再起を図れるようになりますので、今後は任意売却を選択する人が多くなるだろうと予想されています。
自宅の任意売却を希望している場合には、任意売却の専門業者に相談してみるのが一番です。まだ住宅ローンが残っている自宅を売るためには、債権者の協力を得る必要があります。抵当権が設定されたままで売却することも可能ですが、現実的なことを考えるとそのような物件を購入する人はまずいません。ですので、売りたいのであれば抵当権を抹消する必要があるのですが、残債が残っている物件に設定された抵当権を簡単に抹消してもらえるはずがありません。素人が直接金融機関が交渉しようとしても、まず相手にしてもらうことができませんので、豊富な任意売却実績を有する専門業者に間に入ってもらうようにするのが得策です。良い業者を利用することができれば、有利な条件で任意売却できる可能性が出てきますので、早めに専門業者に相談してみるようにした方がよいでしょう。